『段ボールに詰めて』製作委員会
山田健人 小林莉沙
河中春香 森田舜
監督:高橋怜央、根津大至
絶賛公開中!
Trailer
Introduction
4人の人生は混ざり合って、解き放たれていく。物語の最後に彼らは何を段ボールに詰めるのか。
少しだけ不器用で、優しい人間たちの群像劇。
従姉妹の薫のもとで暮らす、高校生の朝陽。学校はつまらなく、うだつの上がらない退屈な日々。
親の影響でなんとなく写真は好きで、誰に見せるでもない写真を撮るのが小さな趣味だった。
ふと立ち寄った写真展で、彼は瑛という女性に出会い、健というカメラマンを紹介されるが−−
東京大学の映画制作サークルの同級生の3人、石坂洋子・高橋怜央・根津大至が卒業記念作品として
自身初の90分の長編映画を共同制作。監督、脚本、撮影、編集などを手掛け作り上げた。
前作の『回りくどい会話』(監督:石坂洋子、脚本:高橋怜央)はTOHO学生映画祭23'にてノミネート。
同じく前作の『夏の迷子』(監督:根津大至、茂木麻琴)はCinema Terminal Gate006コンペティション部門にて選出。
主人公、朝陽を演じるのは「クルトガ」CMや「きらり沼津。磯村勇斗と〜新しい100年へ」などに出演する山田健人。
朝陽の庇護をする従姉妹、薫を演じるのは映画やMV出演、モデルなどを務めながら創れる映画俳優を目指す小林莉沙。
朝陽を写真館のカメラマンにスカウトする瑛を演じるのは、OLをしながら映像作品を中心に俳優活動を行う、河中春香。
瑛の働く写真館で主人を務める健を演じるのは、「スパイの妻」など映像作品、小劇場の舞台出演など手広く活動を行う、森田舜。
人と人の関係性は流動的で、複雑に絡み合っている。
他愛もない日常会話の一つひとつに、それぞれの視点や価値観がきらめいている。
複雑な人間関係の糸を、一本ずつ丁寧に解きほぐしていく先に何が見えるのだろう−−。
Story
身寄りのない高校生 朝陽は、従姉妹の薫と2人で暮らしている。無気力な朝陽に対して、薫は母親のように接していた。
しかし、ある時から朝陽は写真館で仕事を始め、自立へと向かっていく。朝陽が自身の手を離れていくことに悩み、友人である瑛に相談する薫。
そして、薫への想いを実らせるために、朝陽の自立を助ける瑛。何も知らない写真館の主人。四人が鉢合わせた時、それぞれの視点が交錯する--。
Cast
朝陽 役
山田健人/ヤマダケント
2004年生まれ 埼玉県出身
中学時代に行った学芸会にて俳優を志し、高校3年時に役者活動を開始。
今年7月に行われる沼津市制100周年記念事業演劇公演「プロポーズ」にてチェブコフ役で出演予定。
出演作には三菱鉛筆株式会社クルトガKSモデル「あなたに寄り添う一本へ」、映画『レミニセンスバンプ』、群馬県伊勢崎市PR動画などがある。
薫 役
小林莉沙/コバヤシリサ
1998年生まれ 北海道出身
10代の頃にレンタルビデオで観た映画をきっかけに映画俳優を志し、現在はフリーランスで映画を中心に幅広い表現の場で活動中。近年の出演作品には【映画】『草枕』主演作品、『段ボールに詰めて』初長編作品、『像を結ぶ』主演作品 /【MV】バンド『wosamu』楽曲タイトル『hutari』/【モデル】写真展『ふつう』、作品展 『カルテット』、文芸誌『世瞬vol4』などがある。
瑛 役
河中春香/カワナカハルカ
1998年生まれ、千葉県出身。
大学を卒業後、京都の旅館に就職するが新型コロナウィルスの影響で東京の企業に転職。閉塞感で感情が淡泊になっていく中で映画の世界で"人間らしさ"に触れ芝居を始める。
現在は都内でOLをしながら、映像を中心として俳優として活動している。
健 役
森田舜/モリタシュン
1992年東京生まれ。東京大学大学院修了後、芸能事務所に所属及び退所、フリーの俳優として活動。現在は中・小規模の映画や演劇に出演している。
【映画】「スパイの妻」「ボクたちはみんな大人になれなかった」「もっと超越した所へ。」「生きててごめんなさい」
Staff
監督・脚本・編集
高橋怜央/タカハシレオ
2000年生まれ、神奈川県出身。
東京大学入学後、映画制作を行なう。写真撮影を趣味とする。日常会話を中心とした会話劇を好み、本作では脚本の会話部分を担当。監督作に「加速していく」「21g」「マイ・サンクチュアリ」、脚本作に「回りくどい会話」、出演作に「気をつけて洗わない」などがある。
監督・脚本・編集
根津大至/ネヅダイシ
2001年生まれ、東京都出身。東京大学入学後、映画制作団体「映画制作スピカ1895」で代表を務めながら、映画制作に従事してきた。日常にあるフィクションを好み、本作では脚本部のキャラクター設定やプロット構成を担当。監督作に『elle/L』『夏の迷子』、参加作に『Flip-up Tonic』『存在しない会話』などがある。
企画・演出
石坂洋子/イシザカヨウコ
2000年生まれ、東京都出身。
2016年からフィルムカメラでの撮影を続けており、色合いを重視した街の風景写真を多く撮っている。大学在学中にコロナ禍で映画制作を開始した。監督作に「21g」「回りくどい会話」がある。
Credit
出演:
山田健人 小林莉沙
河中春香 森田舜
池田遥香 丸田亮介
浅野真弥 國井翔太
監督・脚本・撮影・編集・スチール
高橋怜央
監督・脚本・照明・編集
根津大至
企画・演出・撮影・スチール
石坂洋子
衣装:古里静花
録音:増喜公美、和久井亮
美術・ヘアメイク:吉田千紗、野澤梨乃
制作:
茂木麻琴、片山瑞季、星本峻一郎、杉山黎、田村舞、橋本佳音、森貴裕
島崎千枝、三宗凪、大川優河、水島大志
お問い合わせ→ chohen.eiga@gmail.com